ほっとコーナー

趣味あれこれ ゴスペルクワイア
四国支部 デザイナー 村上真紀

 毎週木曜日、夜になると市内のとある場所に老若男女がファイルケースをかかえゾロゾロと集まってきます。約20人前後、職業もバラバラです。
 県内のゴスペルクワイアに入団してもう3年になります。ゴスペルクワイアとは、聖歌隊の事です。(しかし私は仏教徒、他のメンバーもほとんどがキリスト教徒ではありません。)年1回の定期コンサート、県内のイベント出演、施設でのボランティアライブなど精力的に活動しています。レパートリーには聖歌だけでなく、「上を向いて歩こう」「明日に架ける橋」など国内外のポピュラーソングも入っています。
 去年の11月に私たち一番の目標である定期コンサートがありました。曲数は13曲。あろうことかその中の1曲でソロパートを歌うことになってしまいました。3年の間クワイアの一員として歌ってきましたが、決して上手くありませんし、ましてやソロなど始めてのこと。最初は嫌だと駄々をこねていましたが、他のメンバーに後押しされ挑戦することになりました。本番まであと3ヵ月。特訓が始まりました。
 残業が続き疲れはてた帰りの車の中で、自宅で、外出した時もipodをポケットに入れて、ありとあらゆる場所で同じ曲を何十回、何百回と聴き、歌い、練習しました。たった二小節がどうしても上手くいかなくて壊れたレコードみたいに繰り返し歌い続けた事もありました。それはもう、曲や、歌うこと自体が嫌いになるほど。
 それでも練習を続けられたのは、200人のお客さんを前に一人で歌うことの恐怖(不安でなく恐怖でした)と、仲間の応援があったからでした。
 そしてついに本番。緊張のあまり、ソロの時の事は正直ほとんど覚えていません。それでも、あんなに怖かった人前で歌うことでしたが、回りを見るとメンバーの笑顔があり、背中を押してくれる力強いコーラスとバンドの演奏があり、最後には心から楽しく、歌わせてもらって感謝する気持ちが湧いてきたのです。
 私の趣味は歌うことです。ですが、本当は仲間との絆を深めていく事が私の趣味の目的といえるかもしれません。仲間と歌えば、次の日からまた笑顔で仕事に取り組んでゆけるのです。

 
味自慢・酒自慢 ゴモとセンマイ
(有)丸冨碍子製作所 加藤久幸

 私は地元の食べ物というと、ゴモとセンマイを思いうかべる。ゴモと言うのは、五目飯のことだ。
 なぜ五目飯が名物かというと、その昔、窯元が陶工に振舞った食事だかららしい。母も子どもの頃、窯出しの職人のためのゴモを作る手伝いをしたという。
 センマイは、たぶん他の地域ではホルモン焼きというだろう。こちらでは部位を指すのではなく、内臓肉全体のことを言う。
 このあたりでは「肉を焼こうか」と言えば、それはセンマイのことだ。
 冬には、センマイとこんにゃく、大根を赤味噌で煮る。日本酒をゆっくり飲みながら食べると、体が温まってうまい。(名古屋近郊ではこれを「どて煮」と言う)
 好き嫌いが分かれるのだが、生センというのもある。(この場合は部位としてのセンマイを指す)
 生と言っても、生のままのセンマイが出てくるのではない。ゆでてある。気味悪がらずに、挑戦してみて欲しい一品である。



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