NEOS Topics

 Vol.107
 
 屋外広告2年連続の上昇 ──電通「日本の広告費2007年」   
 株式会社電通(高島達佳社長)は2月20日、わが国の総広告費と媒体別・業種別広告費を推定した「2007年(平成19年)日本の広告費」を発表した。
 昨年2007年(1〜12月)の総広告費は7兆191億円、今回から「日本の広告費」推定範囲が拡大されたため、改訂された2006年の6兆9,399億円に比べ101.1%であった。
 このうち、屋外広告費は4,041億円、改訂後の2006年実績値3,946億円に比べ102.4%で、2年連続の増加となった。なお、今回「日本の広告費」推定範囲の改訂により、「屋外広告」については、以前の広告板・ネオンに屋外ビジョン・ポスターボード等が追加されている。
 電通では、「屋外広告」は、ネオンの大幅な落込みを、広告板、ポスターボード、広告幕、商業施設メディアの伸びが補ったとしている。

2007年(平成19年)媒体別広告費
媒体 広告費(億円) 前年比(%)
総広告費 70,191 101.1
マスコミ4媒体広告費 35,699 97.4
SP広告費 27,886 101.9
(内、屋外広告費) (4,041) (102.4)
出所:(株)電通「日本の広告費2007年」
 
 「東京マラソン2008」 沿道の捨て看板除去で協力 
 東京都では2月17日(日)の「東京マラソン2008」開催に先立ち、マラソンコースの沿道美観保持のため、コース沿道上の区が関係機関、都民団体等の協力を得て道路上の捨て看板等の除去作業を行ったが、全ネ協でも関東甲信越支部の会員が呼びかけに応じて、2月5日(火)台東区浅草雷門周辺の除去活動に参加した。全ネ協の参加者は会員企業12社、合計16名に達した。なお、台東区によれば参加者総数は68名だった。
 
 立教大キャンパス誌にネオン登場 
 立教大学の学生グループが編集発行しているキャンパス誌「St.Paul’s Campus 12月号 Vol.85」が「見つける日本、見つかる日本。」特集に「ネオン街」をとりあげ、1ページを使って写真と記事をまとめて掲載した。
 「夜の街を照らす勝手気ままな光たち」のタイトルで、今どきの若者がネオン看板をどのように見ているかがよく現れており、興味深い読み物となっている。当広報委員会が取材協力した。
 

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