ネオン前線北上中

 
 うちの看板娘 15 
中部支部 杉山電光社
杉山美紀子さん
杉山美紀子さん ――周囲から『姉さん』と呼ばれているんですね。
 祖父が亡くなって、仕事を引き継いで10年。父と弟の家族経営の一員を担うようになりました。わたしが心がけているのは毎日のあいさつです。怪我が無く安全でありますようにと、声をかけることですね。
――さまざまな行程で、現場の皆さんが仕事しやすいようにとの気配りは簡単ではありませんね。
 ずっと仕事を見ていたので、ネオン工事には憧れもあり、誇りも抱いていました。関われて嬉しいです。仕事の発注や進行など、事務全般を引き受けています。
――やはり、頼りにできますね。やり甲斐も?
 感激だったのは、ツインタワーのクリスマスのイルミネーションを手がけられたこと。7年前のことですが、点った瞬間、色彩が立体的になる、あの思いは今も忘れられません。
――目に見えるようですね。
 こうして仕事ができるので、アイセイ社さんには本当に感謝しています。
――趣味は?
 カラオケかな?それと「魔王」というおいしい芋焼酎にはまっています。
 長所は根気と粘りかな?と言いながらも「あっ、花婿募集中って書いてもいいです」と、茶目っ気も。若さが心地よく伝わる、看板娘です。
 
 う・ち・の・会・杜 104 
東北支部 (株)阿企サイン社
阿部明夫さん

阿部明夫さん (株)阿企サイン社は阿部明夫さんが昭和43年練馬区桜台に設立。新宿、渋谷、池袋といった繁華街をエリアに若干23歳の独立です。
 昭和50年、郷里の福島県いわき市に移転。その後業務拡張のため同市に35坪の新工場を建設。さらなる業務拡張のため、昭和60年新工場を建設移転。300坪の敷地に160坪の工場で順調に業績を伸ばしてきました。
 そして、平成9年同市の現在の場所に1000坪の土地を求め、350坪の工場を建設移転。現在に至っています。業務内容は看板、サインの企画製作から取付まで、小型のものから大型屋外広告塔、ネオンサインまで幅広く取り扱っています。
 今後は媒体の企画管理にも重点をおき、アフターケアにも力を入れています。社員は6名。
 今まではやってもらう事ばかりでしたがこれからは利益追求だけじゃない「人にやってあげられること」考えたいと、阿部社長。敷地に隣接した河川の土手に30本の桜の植樹。土手の清掃。自社のコイン精米器で出た糠を使った堆肥作り、そしてその堆肥を使った有機農業にも着手。「元気と愛が会社のモットーでもあり、人生のモットー」と、パワー全開です。

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