ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 91 
四国支部 アドクラフト
伊藤 進さん
伊藤  進さん 平成3年5月1日にアドクラフトは先代の吉田社長(故)と現在の伊藤進社長の2人3脚でスタートしました。平成12年3月に不慮の事故により吉田社長と別れ、伊藤進社長が受け継ぎ早10年が経とうとしています。
――独立当初のご苦労は?
 右も左も分からず、ひたすら現場作業をこなす毎日でした。従業員がいたらいいなと思いながら月日が流れ、平成14年10月に待望の従業員が入社。これで仕事が思う存分出来ると気合いが入りました。現在従業員数は5名。まだまだ弱小ですが…(笑)。
――特に印象に残るお仕事は?
 『高知龍馬空港』のネオンサイン工事を設計・施工したことですね。まず下地鉄骨(SUS)を製作、下地パネル(アルミ複合板)、ネオンチャンネル文字(SUS箱文字)、ネオン管製作。そこで一度全体を仮組。仮点灯まで自主検査、施主検査があります。現場作業では、足場組、下地アンカー、取り付け工事まで施主検査。引き渡し前の検査まで期間、緊張の毎日。そして『高知龍馬空港』と名前が変わり、足場撤去。全景を目にした時の感動は今でも忘れられません!!とても大変でしたが、充実した作業でした。作業員全員でお互いを称え合いました。そしてお疲れ様と…。
――今後の展開は?
 平成19年に(有)西岡ネオンより譲り請けたネオン排気台を設置し早3年。職人もネオン管に慣れ、ネオン管を曲げ始めましたが、まだまだ努力の毎日です。近年、LEDの普及に伴いネオン管/ネオン工事は下降気味ではありますが、これからも頑張って行きたいと思っています。ご指導よろしくお願いします。
 
 う・ち・の・会・杜 109 
関西支部 (株)生駒工業所
高橋健吾 専務

高橋健吾  専務 (株)生駒工業所は昭和38年4月高橋茂一氏(現会長)が高橋鉄工所として創業。昭和50年4月生駒工業所に名称変更、また平成13年に現在の株式会社に組織変更されました。
 主な業務は広告塔もしくはサインの鉄骨工事。「広告塔の鉄骨工事専門はうちだけじゃないかな」と専務の高橋健吾さん。
 創業当初は建築の鉄骨と看板鉄骨の二本立てでしたが、先代の意向もあり、他所にはまねできないことを目指そうと広告塔・看板鉄骨に特化し、国土交通大臣の許可を受けた「性能評価業務規定」Jグレード取得しました。
 Jグレード取得は広告看板業界では珍しく、当協会でも唯一ということです。
「おかげさまで社員のモチベーションも高く、屋外広告士などの資格取得や良い品質を追求することにかけて、非常に熱心です」
「社員は10名。20〜30代が力をつけていて心強い限りです」
 お客様が満足してくださる作品を作る。品質管理を万全に。その理念が社員を育て、会社をより強くします。

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