ネの字通信

 
 都立城南職業能力開発センター大田校 広告美術科 ネオン管曲げ加工見学会  


 8月2日(火)関東ネオン業協同組合の協力のもと都立城南職業能力開発センター大田校広告美術科の生徒の皆さんの、ネオン管曲げ加工見学会が潟Vマダネオン様の会場にて行われました。
 同校 鈴木恒徳先生、加藤洋一講師が担当となり、島田真嘉氏よりネオン管製作の説明からネオン管曲げ加工、電極付け、ガスを入れて点灯するまで、工程作業の説明を受け、何名かの生徒さんも実際にネオン管をバーナーで加熱し、管を曲げる加工を体験しました(写真下)。

 感想を伺ってみると、曲げるタイミングが難しく、熟練が必要との声が圧倒的でした。その後、ネオン管の寿命や省エネ性など、質疑応答の時間となりました。ちなみに25名中24名の生徒さんはネオンサインが省エネ光源だとは知らなかったそうです。今回の見学会を通して更にネオンに興味を持って頂きたいと思います。
 なお、同校の卒業生の中には全ネ協会員企業へ就職し活躍されている実績があります。企業で即戦力を期待できる有資格者の採用をお考えの場合に、同校のような職業訓練学校への募集案内も有効かと思います。
 見学会にて担当された鈴木恒徳先生よりご執筆頂きましたのでご紹介させて頂きます。


 貴団体並びに企業様におかれましては、日頃から都の職業能力開発事業につきまして、ご理解・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。同様に城南職業能力開発センター大田校広告美術科の生徒に対しまして、求人、就職、インターンシップ、見学等ご理解・ご協力を感謝申し上げます。
 また、この3月に発生しました未曾有の震災時、街から一斉に灯りが消え、屋内外のサイン、看板の重要性を知りました。単なる宣伝、目印だけでは無く、街の活気、防犯など私たちに密接且つ有効に活用されていることの重要性を改めて認識しました。
 さて、大田校広告美術科では主な訓練内容として、屋内外のサイン、看板、ディスプレイ等製作、施工の技術技能、企画やデザイン、法規などの知識を1年間で習得しております。同時に展示会やイベント、装飾物の技術技能、知識を習得しております。
 訓練の一環として、その中で欠かせないものが現場を知ることです。貴団体、企業の話、見学などを通し生徒に現状を理解させると共に仕事に対する取り組み方や進め方、職業人としての心構え等を学び、技能習得意欲の増進と就業意欲の向上することができます。昭和ネオン様、シマダネオン様等のご協力により、ネオンのことを理解する場所を与えていただき感謝しております。現在、生徒は年度末に向けて就職活動を行っています。業界全体の皆様方から求人をいただければ幸いです。
 今後とも業務多忙の折り誠に恐縮ではございますが、特段のご高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

都立城南職業能力開発センター大田校
広告美術科指導員 鈴木恒徳



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