ネオン前線北上中

 
 うちのカンバン娘 25 
関西支部 (株)フジネオン
太田早耶香さん
太田早耶香さん  就職を考え出した8年程前、申請の仕事をしては、と社長であるお父様に誘われたのが入社のきっかけという太田早耶香さんに聞きました。
――申請の仕事というと?
 屋外広告物申請や、消防確認などです。
 社長に市役所に連れて行かれて、あとは「頼んだぞ」と、一人置いて行かれました。
――いきなり海に突き落とされたような…。
 市役所の人や、知っていそうな人をつかまえて聞いたり、本を読んだりして一つずつ。現場があれば必ず申請があるので、できるようになりました。図面を見て材料や工事の仕方が分かってきました。
――現場に行くこともありますか?
 ネオンの場合は終わった後写真を撮ったり、完了検査の立ち会いをする時に行きますね。
――結婚されて変わりました?
 結婚して5年です。結婚後1年半は休職しました。会社へは車で30分程に。8時少し前に出社。電話の応対、締め日には請求書おこし、物件毎の利益率の計算など、復帰後は申請の他にも事務全般をやっています。
 経理は専務である母の分野ですが、少しでも専務の負担を軽くしてあげたいと思っています。
――頼もしい!仕事にも前向き。毎朝ご主人の分とお弁当も2つ。しっかり者の早耶香さんです。
 
 う・ち・の・会・杜 128 
中部支部 日本街路灯製造(株)
加藤高久 豊明工場長

加藤高久さん 日本街路灯製造(株)は名古屋で昭和24年(設立は28年)に後藤潤溢氏が創業。現在会長の後藤保正氏が二代目、そして昨年就任された後藤潤一郎氏は三代目となります。
  従業員数は115名。全国の商店街や商工会、市町村自治体、公益団体の依頼を受け景観整備・街路整備にかかわる多くの屋外装備品を手掛けています。主な品目は照明灯をはじめアーチ、アーケード、サイン、ストリートファニチャー、カラー舗装、仮設空間演出など多岐にわたります。いずれも企画からデザイン、設計、製造、施工、維持管理までの一貫体制を築くオーダーメイド。部品1個の加工から自社工場で行うこだわりのモノづくりを徹底しています。
  「うちの会社は少量多品種・短納期。企画デザインからすべて一貫生産です。一つ一つのクライアントの思いをそれぞれの形にしていきます」と豊明工場長の加藤高久氏。
  優れたモノづくり企業ということで昨年『愛知ブランド企業』に選ばれ、自治体フェア、メッセナゴヤ、各環境フェアに出展。
  また、原宿竹下通りアーチ、宗右衛門町アーチといったメイン商店街への納入や東山動植物公園のソーラ街路灯や電動バイク充電システム、各地域ごとの独自性を活かしたオリジナル環境対策商品ももちろん一貫して自社工場で製作しています。


 

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