ネオン前線北上中

 
 うちのカンバン娘 26 
関東甲信越北陸支部 (株)オートレント
西野由紀子さん
西野由紀子さん ――入社なさって何年目ですか?
 3年目です。大震災の2日後に入社したんです。茨城から埼玉に転居してきたばかりの時でした。担当は事務職で、本社の請求業務が主な仕事です。
――会社の業務柄女性はやっぱり少ないですか?
 社員35名の内、女子は9名です。私は事務と販売の経験があります。販売は対面ですが、事務は相手のお顔が見えない分、販売とは違う難しさがありますね。
――もうすぐ創業20周年という、活気に満ちたオートレントさん。電話口の向こうには明るい笑い声も聞こえます。
 社長は女子社員をとても大切にしてくれています。つい先日のことですが、ちょうど私の誕生日に浦和レッズの試合があったんです。地元レッズ大ファンの社長は、誕生祝い観戦をセットしてくださったんです。それもスタジアムの貴賓席で。なんとサッカーボールの形をしたケーキも用意してくださったんですよ。それに、私の名前がモニターに掲示されるファンサービスを申し込んでいてくれたんです。他の女子の誕生日にも必ずケーキを用意してくださったりします。
  優しい社長の元で働くことができてとても幸せだと思います。
――柔らかな声で、謙虚なお人柄を伺わせる西野由紀子さんでした。
 
 う・ち・の・会・杜 131 
北海道支部 (株)コーサイ
親松 茂さん

親松  茂さん (株)コーサイの創業は昭和40年4月。社長の親松茂さんが6年間勤めた、現ナカ工業(株)(現在)から20代で独立し、1人で起こした幌西金物が原点です。
  昭和43年12月に法人化し(株)幌西金物設立、44年工場新設。51年幌西金属工業(株)と社名変更。現在札幌市東区東雁来に本社工場、同区中沼に中沼工場を有します。
  平成9年に現在の(株)コーサイに社名変更し、平成22年には江東区に東京出張所を開設するなど、景気の波をくぐりながら順調に業績を伸ばしてきています。
  主な業務は建築金属工事。建築物に付随する特殊金物、例をあげればマンションのステンレス製の手すりなど「設計図からひろって当社で施工図を書いて承認をもらい、自社工場で製作し、取り付けます」。 
  ゼネコンからの受注も多く『お客様の孫の手になろう』の精神で確かな製品づくりをモットーに、モニュメント・各種イベント・サイン・板金工事など、設計から施工までを一貫対応をしています。
  社員数は25名。「ここ10年は非常に厳しい現状の中、平均年齢が高くなってきましたが、ナアナアは駄目。努力だけでも駄目。若い意見を取り入れて変化を恐れずやっていきたい」と、親松社長は次世代にも希望を託します。


 

Back

トップページへ戻る



2014 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association