ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 107 
九州支部 (
)タカキデンソー
高木義幸さん
高木義幸さん ――お仕事の内容を教えてください。
 電飾看板、看板、LED、ネオンの施工工事、修理などです。親父の代からの代理店の下請け工事が多いですね。
――御社のある福岡というと中洲の賑ぎわいを思い浮かべますね。
 福岡はパチンコ店などはもう飽和状態なので、九州一円をカバーしています。だいたい4人でチームを組んで回ります。得意分野が分かれていますが、人数が少ない分一人何役もこなします。夜は飲み会。何しに行ってるのかと言われることも…(笑)。年齢も近いし、チームワーク抜群です。
――気持ちよく仕事ができる。何よりですね!
 遊ばないで、自分で仕事を取って自分でこなします。
――それは高木さんの包容力の賜物?
 いえいえ自分は何もできないから。自ら考えて動いてくれます。従業員はうちの宝です。突貫工事も「どげんかする」と、二晩ぐらいなら寝ないで頑張ってくれています。今は閉店から工事着工で、夜中工事して翌日の開店に間に合わせるプチ改装や修理が多いですね。
――お父様とは何年くらいご一緒に仕事を?
  父は今は会長ですが、約15年一緒に仕事をしました。取引先とは30年以上の付き合いがあり、気心が知れているので頼りになります。
 
 う・ち・の・会・杜 134 
中国支部 (
)ニューアート
新宅雅和さん

新宅雅和さん 今回お話を伺ったのは専務の新宅雅和さんです。
  ニューアート社は「昨年がちょうど創業60年でした。父が創業し、2代目は兄が継いでいます」
  「私自身は、18歳からこの業界に入って40数年になりました。その間にアナログ、ネオンからデジタル、LEDとこの業界が大きく変わったことは感慨深いですね」
  昭和から平成の、この時代の60年となれば、ネオン業そのものの歴史を経ているといえそうです。店舗看板からはじまってアクリル等、素材や取り付け方の技術等、ネオンサインは街の風景としても大きく変わってきました。
  「そうですね、現在は、街の看板の調査や流通等、提案や代理店業務も含むネオンのコンサルタントやコーディネートが主です。ですから、実際の取り付けは各地域の業者に発注することになります」。
  手書き看板からネオンサインへ、そしてランドマークへと進化するサインは、実際の器具機材だけでなく、企画やデザイン設計、設置場所や、環境への配慮や安全性の確保など、完成までの業務は多岐に及びます。
  現在、社員は21名。
  ニューアート社は、日本全国をシェアとする紳士服のAO社やパチンコのダイナム等を主なクライアントとし、ネオン業がシステムへと変換する新しいスタイルを拓いています。


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