ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 108 
四国支部 (
)瀬戸内ネオン
瀬尾 武さん
瀬尾  武さん ――お仕事の内容を教えてください。
 看板製作から施工まで、ネオン管の加工も行っています。現在は地元サイン企業様の内外装サイン加工・施工のお手伝いをメインにしています。
――作業の中で心がけていらっしゃることは?
 製作においては、商品の精度を出すために出来るだけNCルーター等各種マシンを導入し加工するようにしています。現場施工においては所有する高所作業車、トラッククレーン車、アルミローリングタワー等で人力を軽減させ、安全かつ迅速に対応できるよう心がけています。これらは社員の労働軽減にもつながっています。
――お父様とは何年くらいご一緒に仕事を?
 2年前に父、瀬尾清より社長職を受け継ぎました。父とは大学を卒業してからずっと共に仕事をし続け私は19年間くらいになります。「サインは何でもつければいいわけじゃない。必要な場所にいいと思うものだけ提案すればいい」と、父に言われた言葉が常に頭にあります。お陰さまで創業50年を超え、今後もお客様に愛される企業でありたいと思います。
――オフは何をなさっていますか?
 趣味は祭りやイベントで歌うことです。昔、音楽の世界を目指しアメリカ留学を父に願い出たところ、「お前の人生や、ええやないか」と後押ししてくれた父には今でも感謝しています。
 
 う・ち・の・会・杜 135 
関西支部 (
)阪神電飾
岡本浩一さん

岡本浩一さん 先代の岡本雅昭氏が昭和38年、独立開業し阪神電飾工業所を設立。その後44年に(有)阪神電飾となり、ほどなく現在の(株)阪神電飾に組織変更し、現在に至っています。
  「オーナーさんの顔を作っているつもりで看板を造れというのが先代の教えです」と、一昨年、代替りされた岡本浩一社長は、23年間先代と共にサイン造りを担ってきました。
  主な業務はネオン、大型看板、屋内外広告など。関西を中心に業績を伸ばし、社員は20、30、40、50代と各世代にわたり14名。営業、デザイン、製作と精鋭揃いです。
  これまでで思い出深いのはユニバーサルスタジオに一番近いホテル京阪ユニバーサル・シティに取り付けた幾つかの商業サインとのこと。「ネオンを使ったり楽しいデザインのものが多く、今も人気です」と岡本社長。
  「最近は電飾看板もローコストでできるようになり、逆に面白いサインが増えるのではないかと期待しています」
  今までのお付き合いの中から紹介された仕事も多く、大阪以外の仕事は業界の仲間と一緒に助け合いながら、さらに前を目指して、創業以来半世紀が過ぎました。
  先代の教えを守りつつ、チームワーク力でさらなる半世紀へ向かいます。


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