街のマスコット

 
 軒先民具展  
    
 佐渡の民家をウオッチングしたときのことです。松ヶ崎という静かな町を歩いていたら玄関脇にワラで作った大きな籠が置いてありました。説明書きも添えてあります。昔、農家で野良仕事をしているときに畔道に置いて乳飲み子を寝かせたり、遊ばせたりしていたものでした。この町では各家が申し合わせたように船のランタンとかワラの雪靴とか古い民具を軒先に飾っているのです。
 佐渡は現在、金山を世界遺産にしようと盛り上がっています。「軒先民具展」はそれに合わせた街おこしのイベントでしょうか。
関東甲信越北陸支部 H.O.


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