ネの字通信

 
 第26回安全衛生推進大会  
関東ネ協 安全対策委員会 冨田紀雄

 関東ネ協主催の第26回安全衛生推進大会が、平成27年2月24日(火)に大塚にある東京屋外広告ディスプレイ健保会館にて開催されました。
 
 司会進行は昨年に続き私、冨田が務めさせて頂きました。今井副委員長の開会宣言を皮切りに、横山理事長の挨拶、上野委員長の大会挨拶に続き中野委員より全ネ協安全標語の入選作品が発表されました。
 本年度の入選作品は以下の通りです。
第1席 「安全は 小さな確認の 積み重ね」
 ヨシダ宣伝(株) 倉前義高 殿
第2席 「気をつけよう なれた作業に 落とし穴」
 ヨシダ宣伝(株) 室本健一 殿
第3席 「安全は 人に任せず自己責任 みんなで築く無災害」 
 ヨシダ宣伝(株) 渡辺陽一 殿
 その他、佳作として3点が入選されました。
 続いて浅田副委員長より作業事故報告として、平成26年度全ネ協補償制度を適応された事故例を取り上げ、原因と経過について補足説明をしました。また、2月に札幌市の飲食店ビル外壁より袖看板の一部が落下し、負傷者が出た事故について、現場の状況を報告しました。
 次に運送及び流通業界からの要望案として、普通免許の規制緩和が行われる可能性があるとの情報を元に、(株)タダノ関東支店の藤原様より説明を頂きました。内容としては普通免許で運転可能な中型車のトン数を上げて、配送の効率化とドライバーの安定した人材確保を目的としているそうです。現在この事案は協議中との事です。
 今年の安全講習は5年ぶりとなりました普通救命講習です。豊島消防署の方々をお迎えして、応急処置の重要性や救命処置について説明を頂きました。実技として胸骨圧迫による心肺蘇生の方法、気道を確保しての人工呼吸、さらにAEDを使用して動作手順を参加者全員で実践しました。
 
 また救命処置として、傷病人の体位回復や気道異物除去法においても解説して頂きました。万が一現場に居合わせた場合に、簡単な知識と少しの勇気で人命を救うことが出来ます。参加者の皆様も真剣な表情で耳を傾けていました。
 休憩を挟み約3時間にわたる普通救命講習が終わり、安全の誓いを(株)ユーネクサスの添野翔太様に発表して頂きました。
 続けて恒例のアトラクションとして、ビンゴゲームによるQUOカード争奪戦です。先ほどまでの緊張した顔つきから一転して笑顔による白熱したビンゴとなり、1等〜5等までの入賞と参加賞が全員に行き渡りました。
 閉会の辞は浅田副委員長より「今日の講習は参加者だけでなく、帰社されてから社員の方々とも共有して下さい!」との熱い思いを伝え、安全衛生推進大会は閉会しました。
 経営者の皆様、職場での安全意識を高めるため、社員の方々はもとより協力会社の皆様にも是非とも安全衛生推進大会にご参加頂き、危険を少しでも減らし、安心して安全な作業を続けられることを願いたいと思います。



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