発信簿

 

広報委員のネオンファン

  関東甲信越北陸支部 T.O.


 私はネオンが大好きです。とは言いましてもネオンとそれほど深い関わりを持ってきたわけではなく、この業界に入ってまだ13年ほどです。おまけに自身の仕事でネオン工事に関わったのはミニネオン僅か2件という寂しい実績です。そんな私ですが、少しでもネオンに触れたくて日々情報を嗅ぎまわっています。本業で真剣にやられている方には失礼かもしれませんが、ちょっとした趣味のようなものです。
 私にとって何故ネオンが魅力的なのか、それは看板の光源として工業的でありながら、一方で人の手によって自由に曲げられるアート性を強く感じるからです。アートといえば、協会ではかつてネオンアート展が5回開催されました。当時会社の業績が良かったこともあり、また私の無知をいいことに結構お金をかけた作品を出品し、お陰で賞を頂き良い思い出となりました。最近は開催されていないのが残念です。またネオンアーティストといえば安彦哲男さんの名が知られていますが、実は会社に安彦作品が2点飾られています。日本ではアーティストが少なく作品を見る機会がほとんどありませんが、アメリカには何人も有名な方がいて、専門の展示施設もあるようです。代表的なのはロサンゼルスにある美術館で、最近建替えられたと聞きます。もう一つはラスベガスの博物館で、古くなって撤去されたカジノホテルのネオンサインが展示されています。どちらも市内を巡るナイトツアーが人気だそうで、いつかは行ってみたい場所です。
 広報委員としては本誌にもっと多くのネオンネタを載せたいという思いから、「街角プチネオン」というコーナーを提案させていただき、フェイスブックにも展開させていただいています。
 最近はカメラ片手に夜の街をネオン探しにうろついたり、ネットサーフィンをしながらネオンネタを仕入れたりしています。その中で先日大阪のベンダーさんのブログを見つけ、東京で展示会を行なっているという情報をつかんだので早速行ってきました。残念ながらベンダーさんには会えませんでしたが、きれいなネオンが見られただけで一人ご満悦。
 これからも色々なチャネルを活用してネオンに関わっていきたいと思います。しかしいかんせん技術的な知識に乏しいので、そちらも平行して勉強しなければと考えています。


Back

トップページへ戻る



2015 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association