ネの字通信

 
 関東ネ協第10回ウォーキング大会開催  
関東ネオン業協同組合 事務局 川辺真由美

  9月5日(土)東京都台東区の東上野から墨田区の両国駅までの下町情緒溢れるコースを、10名参加で約1万歩のウォーキング大会が開催されました。
  集合場所の東上野・下谷神社の御社殿に入らせて頂き、阿部宮司より神社の歴史や由来などの貴重な有り難いお話をいただきました。同社殿の天井絵には横山大観画伯筆(昭和9年)の快心の力作である見事な「龍」が掲げられており、特別に写真撮影をさせて頂きました。
  下谷神社よりスタートしてから、全長330mの佐竹商店街(秋田藩主の江戸屋敷跡)を通り秋葉神社へ、その先にはおかず横町があります。 通り沿いは昭和初期の建物が多く風情ある商店街です。歩き進んで行くと、街おこしの一環で「ものづくり横丁」と題し、企業やクリエイター・職人が集まってマーケットやワークショップを開いて賑わっていました。
  それから、鳥越神社から浅草橋の須賀神社へ、浅草見附門跡を見学し、江戸中期頃から花街として栄えた柳橋に到着。橋を渡る手前の石の門柱には、柳橋芸奴組合・柳橋料亭組合などの名が浮き彫りされており、かつて柳橋が花柳界として賑わった時代の名残が見られました。欄干にも、かんざしのレリーフがあり可愛らしかったです。
  そのまま隅田川テラスで集合写真撮影。テラスは大名屋敷の外壁のような「なまこ壁」になっており隅田川を行き交う遊覧船や運搬船を見ることもできて隅田川を通り抜ける風も心地良かったです。
  その後、蔵前橋を渡り両国へと歩き進み約3時間のウォーキングコースとなりました。第7回谷中七福神めぐりでお世話になった台東区観光ガイドの大貫様より再度案内して頂き、今回も普段では気づかないまま通り過ぎていた街も深い歴史と文化に触れる事により新たな発見をする事が多かったウォーキング大会となりました。



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