ネオンの仕事

 

30年間、完全無修 街を照らし続けたプチネオン

関東甲信越北陸支部 広報委員

 東京都大田区オートショップみやたさんのネオンサインは、1986年5月に完成(その後1991年電話番号に3を追加)。以来30年間、一度の不点も無く、ネオン管、トランス、配線も全て新設時のまま。
 丁寧に造られた品質の良いネオンはLEDに勝る寿命があることを証明しています。このネオン管を制作したのは、東京都のネオンマイスター小林稔さん(小林ネオン)。

小林さんのコメント
 このネオンは、亡くなった父と私が一緒に作ったものです。父が曲げて、私が極付けと排気をしました。父から排気について厳しく教えられました。30年間無事に点灯していてくれて本当に嬉しいです。父もきっと喜んでいると思います。

オーナー宮田さんのコメント
 以前の看板は西日が当たって、色あせとか劣化に困っていました。あるとき、銀座へ遊びに行ってネオンが気に入り、アオイネオンさんに相談して作って頂きました。30年間一度も切れる事が無く感謝しております。

 
我が社のニューフェイス
関東甲信越北陸支部 (株)シーエス・エイ 岩波智代子

 「紺屋の白袴」という言葉があるが、弊社の建物は新築したのが18年前、この度やっとファサードに看板を取り付けた。実はそれまで看板がなかった。もちろん何も表示がないと、尋ねてくる人が迷惑だから、バナーを作り時折そのデザインを変えてはいたが、固定看板はなかったのである。何故だといわれると困るが、看板屋であるが故に適当な妥協の産物を付けたくなかったからである。
 そして待つこと18年、ようやく「ネオンにしよう!」と決めたのである。それはネオスや当協会のfacebookでみるプチネオン、その可愛らしさに魅せられたからである。お見積もりをとって見るとまずまずのお値段、これなら弊社でも払えそうということで、島田さん((株)シマダネオン)に作って頂き、沖田さん((有)新日本電装)に取り付けていただいたと言うわけである。看板は磨けば光るものだが、うちの看板は心のなかで磨いていたので取り付けたらすぐに光ってくれた。ネオンがついているのを見たくて会社に遅くまでいる社員が増えるのは困ったものだけど・・・、それはないか(笑)。


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