NEOS Topics

 Vol.164
 
 平成30年度安全標語募集中   
 日本サイン協会指導教育委員会(委員長 朝倉正人)では、安全に対する意識を高揚し労働災害の撲滅を願って今年度も安全標語の募集を行っている。今回もテーマを3部門に分けて募集している。第1部門「現場作業」、第2部門「工場内作業」、第3部門「全般」となっており、各部門ごとに1人3作品まで応募可能である。締切日は11月4日(土)、応募方法は9月11日付けにて協会から送付済みの投稿用紙に、安全標語、会社名、作者名を楷書で記入し、封書又はFAX、あるいはメール(エクセル形式)にて日本サイン協会本部事務局安全標語係宛で、各部門の最優秀作品には賞状と記念品を用意している。又、各部門の最優秀作品はポスターに印刷し全会員に配布する。なお、協会ホームページにても募集案内を行い、会員以外の一般の皆様からの応募も受け付けており、多くの作品が応募されることが予想されている。
 なお、入選作品の表彰は、平成30年5月17日(木)開催予定の、第50回通常総会懇親会において執り行われる計画である。
 
 平成29年度「ネオン工事資格者認定講習」発表  
 電気工事士法により、最大電力500kW未満の需要設備の自家用電気工作物内において、ネオン工事を行う者は「ネオン工事資格者」の取得が義務付けられている。この資格取得のための認定講習が、本年度も一般財団法人電気工事技術講習センターの主催で開催される。開催日は平成30年2月1日(木)、会場は東京品川の「きゅりあん」1箇所のみとなる。受講料は18,000円、申込は12月1日(金)からの予定で、同センターに郵送となっている。
 受講申込書は同講習センターのHPからダウンロード出来る。日本サイン協会では全会員宛受講を呼びかけている。申込締切等の詳細は同講習センター(TEL 03-3435-0897)まで。
 
 SIGN & DISPLAY SHOW 2017開催  
 東京屋外広告美術協同組合主催、東京都などの後援による「SIGN & DISPLAY SHOW 2017」が、8月31日(木)〜9月2日(土)の3日間、江東区有明の東京ビッグサイトにて開催された。この展示会は今年で59回目となるもので、多くの出展社と来場者があり全国同業者及び関係者間に定着した催しである。
 
 JLEDSシンポジウム2017開催  
 特定非営利活動法人LED照明推進協議会(JLEDS)主催の、LED照明シンポジウム2017『「ヒカリ+α」でひろがる未来』が、9月8日(金)東京都千代田区大手町の日経カンファレンスルームで開催された。
 シンポジウムでの基調講演は、一橋大学大学院 国際企業戦略研究科教授 楠木建氏による『イノベーションの本質』。続いて次のとおり講演が行われた。
@山形大学大学院 有機材料システム研究科教授 城戸淳二氏による『有機ELの新しい用途』
A大阪大学 光科学センター副所長 山本和久氏による『可視光半導体レーザーがもたらす照明の未来』
Bナイトライド・セミコンダクター且ミ長 村本宜彦氏による『UV-LEDは新しい産業を創出する』
Cダイタン葛Z術研究所主管研究員 前園武氏による『建築のIot化におけるLEDの役割と未来』
 
 SDA Award 2017  
 公益社団法人日本サインデザイン協会(SDA)主催のSDA賞は、優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発をはかることを目的として、1966年以来続けられてきたサインデザインに関する顕彰事業である。
 第51回目となる今年は応募総数352点(作品画像数2,456枚、映像数25点)。大賞、最優秀賞、優秀賞等が決定された。詳細はSDAホームページを参照願いたい。http://www.sign.or.jp/sda-award
 「今年の大賞作品(日本サインデザイン大賞/経済産業大臣賞 水野図案室:水野佳史氏)は、地域の伝統産業を担う鋳物工場(富山県高岡市)で、大切な役割の一つである工場見学機能を中心としたサイン計画が受賞した。自社の伝統技術で製作された漢字一文字の大型鋳物は、その場の機能を視覚化しシンプルに伝達。工場という大きなスペースで、危険な作業中も遠くからでも見学者にその仕事内容を伝える。漢字のパーツは鋳物製作特有の「湯道」によって支え合い「湯道」によって壁や天井に固定されている。
 今回の応募作品はデザインの考え方、姿勢が読み取れる優れたものが増えていて、入選作品のレベルが格段に高まったという講評だった。今後ともサインの力が期待される。
 『能作』においては、このような伝統技術を生かし、現代的な表現を試みるチャレンジャブルなデザインももちろん優れているが、それを生み出すもととなった企業姿勢に大いに着目したい。たとえば、ものづくりはいいものを作り続けることが根本的な部分で一番大事ではあるが、今の時代においては、ものづくりの技術や製品と同様、アクションや精神を世の中に発信し、広げていくことも同じくらい大事であることを考えさせられた。企業の強みをデザインによってアピールすることにより、自らもさらに成長するものであることを、まさにこの作品は語っている。」(SDA会長:宮崎 桂)
 

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