ネオン前線北上中

 
 うちのカンバン娘 34 
九州支部  (有)フェイス
永田折恵さん
永田折恵さん ――フェイスさんにお電話すると、最初に涼やかな声で対応してくださるのが永田折恵さんです。
――すてきな声ですね。会社は何年目ですか?
 8年前に入社しましたがトータル5年です。というのは出産と育児で4年ほど退社していました。今小5の長女の時も社長をはじめ奥様にもご配慮して頂きました。また、異業種での勤務経験や在宅でのデザインの仕事を経て、息子が4歳になったのを機に2カ月ほど前に戻ってきました。やはりデザインの仕事をメインでしていきたい。弊社の社長と一緒にやらせて頂きたいという想いからです。
――ママになってお仕事に変化はありますか?
 デザインにメリハリがついたかな、と感じます。昔からいいものを見るのも作るのも好きです。小さい大きいは関係なく、人の心に残るデザインを作っていきたいと思っています。
――マイブームは何ですか?
 お菓子づくりが好きで、ずっと続けています。よく作るのはガトーショコラとチーズケーキ。子供達のおやつのリクエストが「ママの作った○○○!」と、言われるとうれしいですね。面倒な時もありますが(笑)。
  最近は「ホットヨガ」にはまっています。うまくバランスが取れた時は嬉しい!週1回1時間程ですが無心にポージングして汗だくになって。少しずつですが、体のラインに努力が確実にあらわれてきつつあります。何かを作り上げる・自分の理想の形に近づける為に磨り合わせるという部分が、私にとって「デザイン・お菓子づくり・ヨガ」の共通点です。これからも楽しみながら磨いていきたいです。
 
 う・ち・の・会・杜 157 
中国支部 
(株)タイペックス
笠原圭子さん
笠原圭子さん (株)タイペックスは昭和58年創業。社名はいろんなタイプを早く取り入れるという意味合いからつけられたとの事。「アド岡山」から平成4年「アドオカヤマ」となり、平成16年に現在のタイペックスに社名を変更しました。
 「私の父、原田尚明(会長)が岡山で看板業を開業し、昭和62年に社屋新設移転、同年有限会社から株式会社へと組織変更。様々な出会いを経て、現在に至ります」と、社長の笠原圭子さん。
 主な業務は屋内外の大型サインからアミューズメントサイン、イルミネーションなどサイン全般の企画からデザイン、施工までのトータルプロデュースです。社員数は12名。
 「私は高校卒業後、父の元で看板業を勉強しました。先輩の男性社員さんに教わりながら、現場作業から事務仕事まで色々な業務を経験してまいりました」。
 ネオン工事は新規よりは修理が多くなっています。タイペックスはそのアフターサービスの充実も謳っています。企画管理から施工まで看板に関わる全てを自社で行っているので、それも強みです。
 モットーは“新しい技術を率先して取り入れる”“現存するものの更なる向上に全力で取り組む”。
 「うちの会社は素晴らしい社員に囲まれ、一つ一つの現場は自分の物を作る様に、細かい所まで気を使いお客様に喜ばれる商品を提供します」。
 お盆には鳥取のお台場公園で二泊三日のキャンプ。社員家族が集まり、時にはお孫さんまで総勢30人になることもある賑やかなタイペックスの恒例行事。就任まもない笠原社長の子供時代からずっと続いています。


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