ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 125 
中国支部 
中愛(株)広島営業所
田中秀明さん
田中秀明さん ――全国規模で展開する中愛轄L島営業所の所長さんでいらっしゃいますね。何代目ですか?
 五代目ですね。
――広島営業所の特徴を教えてください。
 中愛に6つある営業所のうち、本社がある名古屋に次いで最初の営業所で、42年になります。本社は68年の歴史があります。
 ここの良いところは昔から幅広い資材を取り扱っているところです。主力の屋外サインのネオンやLED、照明器具など電材に限らずアクリ、プラスチック、シートも早くから取り扱っていました。お客様からの要望が多かったので自然とそうなっていきました。
――ご自身の強みは?
 営業なので、製品の良さや安全性は勿論ですが、売るということはモノの良さだけでだけではなく、結局“人”だと思います。自分の場合は電気工事士の資格を持っていることと、多趣味だったのでコミニュケーションが仕事に役立っているように思います。
――営業範囲は?
 広島がやはり一番多いですが、山口、四国、鳥取、島根にも広げています。6つある営業所は密に情報共有など協力し合っています。
――休日には何をなさってますか?
 若い頃はサッカー一筋でしたが、ハードにやり過ぎて身体を壊してしまい、子どもの指導ぐらいで今は運動はさっぱりです。妻と2人でショッピングぐらいですね。実家の似島(にのしま:広島市南区)に里帰りした時は釣りは欠かさないですね。防波堤からメバルやアジなどが面白いように釣れます。
 
 う・ち・の・会・杜 159 
関東甲信越北陸支部 
(株)協栄
望月幸一さん
望月幸一さん (株)協栄は都内大田区で昭和45年10月、望月林栄氏が協栄塗装として創業。ほどなく弟の幸一さんも加わり、共に業務を拡大してきました。
 第1回東京オリンピック後の好景気の波に乗り、最盛期は人出が足りない程忙しく、50名以上の職人がフル稼働でも追いつかないくらいだったとのことです。
 平成2年12月に株式会社に組織変更。それから13年を経て、平成15年に望月幸一氏が二代目社長に就任しました。
 塗装業務は多岐にわたり、一人の作業から大人数の長期に渡る作業まで、鉄骨、塗装、足場組み、戸建て、リフォーム、防水、大規模改修までの対応が要求されます。協栄ではクライアントによってどんな対応も出来るように、社外の職人さん、協力会社と連携し体制は万全です。
 塗料や資材はここ20年程で種類がどんどん増えて、断熱塗料や光触媒などの特殊塗料への対応が求められています。協栄では一般社団法人日本塗装工業会の勉強会や、メーカーの説明会に常に参加し、各種技能検定の取得など社員のレベルアップを図っています。
 現在社員数は10名。長年勤めたベテランと若い社員が協力し合い、良いチームワークが協栄の強みです。
 「塗料の傾向としては、年々耐久性に優れてきています。持ちがいいということは、仕事の量が減ってくるということ。職人もそれぞれ工夫をして技術とコミュニケーション能力も磨き、仕事に繋げて欲しいと思っています」と、この道48年、ほぼ半世紀にならんとする景気の波をくぐり抜けた望月社長です。


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