ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 129 
関東甲信越北陸支部 
(株)昭和ネオン
高村祐次郎さん
高村祐次郎さん 3年後には創業100年を迎える、老舗鰹コ和ネオン営業副本部長高村祐次郎さんにお聞きしました。
――入社されて何年ですか?

 4年半です。それまでは段ボール製造の会社にいました。段ボールは最後には壊されますが、大型看板やサインは完成した後は街の中で見ることができる。そこが大きな違いですね。
――入社なさって最初は何を?
 生産本部というところに配属になり、もの作りの現場を経験しました。8カ月だけでしたが一通りの流れを見ることが出来ました。
 それから1年間営業部に配属になり、今は取締役として営業副本部長を拝命しています。
――今はどんなことをなさっていますか?
 本社での営業と併行して、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡と全国にある支社と営業所を年に数回のペースで回ります。その時にはお客様にご挨拶にも伺います。コミュニケーションが大切だなと感じています。
 弊社は3年後に創業100年を迎えます。本社の建て替え計画を総務部と共に進めています。まだ基本設計の段階ですが、今2階にある高村看板ミュージアムを1階に配置して、もっと気軽に見て頂けるようになると思います。
――地域貢献にもなりますね。協会の青年部に参加されていかがですか?
 先輩方の仕事に対する真摯な姿勢はとても刺激を受けます。
――休日には何をなさってますか?
 3歳の男児の双子がいるので、休日はもっぱら家族で公園に遊びに行っています。
 
 う・ち・の・会・杜 166 
北海道支部 
(株)北海道五光電業
及川敏一さん
及川敏一さん (株)北海道五光電業は昭和43年創業。先代社長七條世爾さんが、縁あって引き継いだ五光電業の社名に北海道を加えて北海道五光電業として再開したとの事です。「七条社長は職人気質の頑固で、それでいて面倒見の良い“昭和の職人”でした」と、現在の及川敏一社長。
 その先代の急逝により後を受けて、及川さんが平成28年社長就任。(株)北海道五光電業は引き続き看板・内外の大型サインの製造・施工を主な業務としています。
「私自身は昭和63年10月に当社に入って翌年すぐに昭和天皇の崩御があり、ススキノの消灯を経験しました。それ以来、平成の30年間は現場の仕事ばかりでしたので、経営するという立場への切り替えに時間がかかりましたね。
 今は受注に穴が空かないように、偏らずスムーズに仕事が流れるように考えるようになりました」。
 『経営の安定には営業が大事』と、顔を覚えてもらいコミニュケーションを大切に考えるようになったと、営業は苦手分野との事ですが、経営者ならではの頼もしい言葉です。
 社員は4名。40代・50代とベテラン揃い。「全力でいいものを!」とのモットーでチームワークをいかして仕事に取り組みます。
「仕事は最初に手間をかけてでも、後々心配のないようにしたい。北海道なので特に雪対策は施主さんに提案して納得してもらうように安心・安全な施工を心掛けています」と、及川社長。
 丁寧な仕事は最大の営業ですね!


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