青年部コーナー

 

どうぞよろしくお願いいたします。

  中国支部 (株)日本彫刻工芸 大世渡英和


 こんにちは!中国地方の屋内外サインを自社一貫制作体制で承っております、広島市南区、株式会社日本彫刻工芸、代表取締役の大世渡(おおせど)英和です。
 自己紹介をさせていただきます。私は1979年1月18日、広島県呉市に2人兄妹の長男として生まれました。父は日本彫刻工芸の創業者です。
 私は、子どもの頃から“ものづくり”が大好きでした。今もある呉の工場で子どもの頃からいろいろ自分で勝手に作っていました。また、作るという意味では子どもの頃から料理も好きで、いつか自分のお店を持ちたいと、大学卒業後、フランス料理のお店に就職しました。
 ただ、そこは今で言うブラック企業。1日15時間働いて月の給料は12万円ほど。社会人になって2年が経った頃、父から「うちでやらないか」と言われ、24歳のときに戻ってきたのですが・・・・・・。
 決算書を見て愕然としました。あまりにも利益が・・・・・・(汗)。父は完全な職人。木やアクリルへの彫刻加工に始まり、シルク印刷、そして、看板へと移ってきたのですが、すでに主力商品となっていた看板の、その制作を全て外に出しており、外注加工費が高すぎる状況でした。
 私は、自社製作にすることで財務状況は改善されると考え、また、ものづくりが大好きだったので、自分で作りたい!という気持ちが強く、それらが相まって、父に「修行に行かせてほしい」と伝え、了承を得て26歳のときに2年間という期限付きで修行に出ました。
 半年間、職業訓練校で溶接の技術を学び、その後、全国大手の看板制作会社に(もちろん、修行の身であることを伝え)就職。1年間、現場で看板の取り付け業務を行い、最後の半年間は製作業務に没頭しました。
 2年が経って28歳のとき改めて自社に戻り、看板の自社製作を開始。結果、財務状況はみるみる改善。3年後、広島の南区に移転。気が付けば、リピートでのご依頼もどんどん増え、なぜ当社を選んでくださるのか、複数のお客様に聞いてみると、自社製作だからこそ適正価格で、何より数百件の実績から来る看板のノウハウがあるからとのこと。
 今から6年前、平成27年に代表に就任しました。“好きこそ物の上手なれ”ものづくりが好きだったおかげで、今があります。
 というわけで、コロナに大雨といろいろ大変ですが、これからもまだまだ頑張ります。どうぞよろしくお願い申し上げます


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