Vol.45
 
 ネオン工事資格者認定講習204人受講で実施 
 平成9年度ネオン工事資格者認定講習は平成10年1月30日(金)、全国7都市で204人の受講者により実施される。各会場別の受講者は次の通り。◆東北(仙台市)=宮城県トラック協会研修センター(28人)◆関東(東京都)=全日電工連会館(59人)◆中部(名古屋)=松下電工(株)中部電材ビル(33人)◆北陸(富山市)=富山産業展示館テクノポール(23人)◆関西(大阪市)=大阪府電気工事技術会館(40人)◆中国(広島市)=広島市西区民文化センター(4人)◆四国(高松市)=高松市市民文化センター(17人)
 
 関東で「景況調査緊急アンケート」(受注の現象が深刻化) 
 関東ネオン業協同組合はこのほど「景況調査緊急アンケート」を実施し、その集計結果がまとまった。179社中85社の回答数、47.5%の回答率を得た。この緊急アンケートは、東京都労働経済局から業界団体に依頼があって、それに応えるため急遽実施したものであるが、組合として独自の設問を加え、当業界の厳しい経営環境を把握する貴重な情報を収集することができた。平成9年は前年に比べ、平均10数%悪化したとするものの、良化が約30%あり、二極化が進んでいることを示している。先行きについては一層暗いと予想し、現状の問題点として「受注の減少」「収益悪化」「受注単価の引き下げ」を上げ、半年後についてもそれらは尾を引くものとしている。
 
 昨年のネオントランス出荷状況は前年比86% 
 昨年のネオントランス出荷状況は前年比86% 平成9年(1〜12月)のネオントランス出荷台数は、概算であるが、約34万台で対前年比86%となった。内訳は従来型ネオントランスが約24万台、インバータネオントランスが約20万台で、これを従来型ネオントランスに換算して約10万台として算出して合計34万台となる。平成不況といわれて久しいが、大手金融関係の倒産などに見られるように経済環境は相変わらず厳しく、全体として対前年を大きく下回った。特に一昨年まで盛況であったレジャー産業が停滞を続けたことが大きく、低圧インバータネオントランスの減少に拍車をかけたといえよう。また、ネオン工事は大都市中心の展開で、地方都市の冷え込みが目立った。スポンサー業種では、ビール戦争を反映してビール関係が動いたこと、力一ド関係消費者金融の動きが目立ったものの広い業種での大きな動きは少なく、大幅な減少につながったといえる。
 







1998 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association