ネオンストーリー

 Vol.4
街のニューフェイス
光の星空  神戸ルミナリエ
 

 阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と、復興・再生への夢と希望を込めて行われる「神戸ルミナリエ」は、毎年12月11日ごろからクリスマスまでの約2週間開催されます。見に行かれた方も多いはずです。

 95年の震災の年から始まり、早くも4回目を迎える今回のテーマは「光の星空」です。趣向を凝らしたファンタジックな光の彫刻作品が街を彩りました。アーチ型構造体を道路上に設置した「Galleria(ガレリア)」と呼ばれる遠近感のある回廊と、「Spalliera(スパッリエーラ)」と呼ばれる光の壁掛けなどで構成されています。ちなみに「ルミナリエ」とはイタリアの「電飾」を意味する古語に由来する言葉だそうです。

 今回は新たに神戸市庁舎をバックに、テーマを象徴する「星」を模った新しい作品を展開しており、来場者も前回の473万人を上回る勢いでした。
 『光』は、私たちに安心や喜びを導いてくれる象徴であり、文明を問わず『光』に夢や希望を託してきました。「ルミナリエ」はもちろん、わが「ネオン業界」においてはいつまでも輝き続けていきたいものです。

 
 

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