Vol.56
 腕自慢ワザ自慢 
中国支部
(有)中国美工 ネオンサイン製作 大森 健治さん
大森 健治さん

 腕自慢、ワザ自慢を公表するものは私は何も持ち合わせておりません。ただ、お客様から、「おたくで製作してもらったネオンサインは長持ちするネェ」とよく言われるのが、唯一の自慢でしょうか。

 ネオンにしても看板にしても配線、製作、取り付けする時に長持ちするように資材の選択から補強や塗装まで、かなり気配りしながら、或いは途中でやり直すという、やや効率の悪い時もありましたが、何年経っても丈夫で長持ちが私の自慢でしょうか。

 今年で商売を始めて20年になりますが、お客様はたとえ途中で去って行かれても、また戻って来て下さいます。

 最後に自慢する事が思いつきました。腕自慢は私の右腕となる弟、勇蔵で、ワザ自慢はいろいろな技を持っています。特に、妙にお客様を納得させ、信頼される話術を持っている(?)我が従業員であります。と、あれよあれよと4つの『自慢』を話して下さった大森健治さんです。

 
 う・ち・の・会・杜 
北陸支部
富山ネオン(株) 営業部 水口 清範さん
水口 清範さん

 昭和38年4月、現社長の小川甚一が23歳の時小川電気工業創業。ネオンのおもしろさを知り、さらに前進するために富山ネオン(株)を設立しました。

 設立当時は、富山にはネオン会社が無く、まさに独占状態でした。

 バブル期はパチンコ屋さんの新設ラッシュが続き、社員数10人位で、寝る間も惜しんで仕事をした時期が十数年続きました。北陸のパチンコ屋さんは、建物の周り中がイルミネーションで彩られ、それぞれが競い合って予算も大がかりなものでした。

 頂いた仕事は責任を持って、どんなに忙しくても現場を確認する社長。口癖は「仕事は議論をしていても始まらない」。仕事には上も下も無い。とにかく目の前の仕事に徹する事で、全員一丸となり現在に至っています。

 最近の不況でネオンまでは予算が回らないとのことで、街は幾分暗くなりつつある時こそ、我々がネオンサインで街づくりに彩を・・・と前向きに、積極的に頑張っております。

Back

トップページへ戻る



1998 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association