NEOS Topics

 Vol.60
 
 中国山東省ネオン協会会長ら来訪 

 6月12日(月)中国山東省ネオン協会会長孝富強氏ら一行が、当協会本部事務局に来訪され、廣邊会長、板野副会長、今井専務理事、小野理事、亀井評議員らと1時間半に亘り懇談された。

 孝氏は山東沂蒙実業集団(有)の董事長(社長)で、同集団はグループ内に巻線型ネオン変圧器のトップメーカーを持っているところから、1998年山東省ネオン協会を組織された。中国には北京、大連、上海、広州にもネオン協会があるが、省レベルで公認された法人は山東省だけとのこと。会員数40社、年4回総会を開くほか、国内他団体とも積極的に交流を図っている。

 中国でのネオン変圧器需要は年間50万台、同社製巻線型変圧器はその10%を占める。インバーター式ネオン変圧器は、広州の企業(虹覇公司)が香港の技術指導で製造しているとのこと。

 先方から「中国のネオンサイン業界は、広告主(大半が公的機関)の発注推移に不明瞭な点が多く、そのため価格体系が歪められ、技術進歩の妨げになっているなど、問題も多い。今後日本の同業者との交流を深め、問題点を解決しながら、業界の発展に尽くしたい」などと述べられ、廣邊会長も同意された。

 なお沂蒙実業集団は、日本の池田電機(株)と合弁で1992年沂蒙池田デンソーを設立、エンジン点火器の製造を行っている。その関係で今回、池田デンソー(株)海外担当通訳王延慶氏、池田電機(株)監査役橋本嗣仁氏が同席された。

 
 「ネオンサインの知識と実務」いよいよ全国書店で発売 

 既報。待望の当協会編「ネオンサインの知識と実務」第1版が、6月25日(株)オーム社より発行され、既に全国書店の店頭に並べられている(本体定価3700円)。協会では6月23日(金)、協会理事、執筆・出版関係者、報道機関を招いて出版記念懇親会を浜松町東京會舘「シルバールーム」で開催した。

 なお、協会員ならびにネオン工事資格者会会員には、各1部宛無料で送付されたが、1社10部を限度として1部2000円(10部を超える部数については別途協議)、9月1日以降は1部3200円(送料別)の特別価格で頒布される。

 
 NEOSホームページ 「世界のサインひろい歩き」英訳版完成  ページはこちら

 NEOSホームページで話題を集めている小野博之理事執筆「世界のサインひろい歩き」の英訳版が完成した。素晴らしい写真とウィットに富んだ原文の持ち味を損なわないよう、巧みに表現された英文に仕上がっており、海外からの反響が期待される。なお、ホームページのヒット数は、7月4日現在で日本語版20,855件、英語版1,207となっている。

 
 第19回総合報道賞贈賞式終了 

 当協会後援「総合報道コミュニケーションプラザ」が、6月9日(金)東京・銀座ラフィナートで開催され、デザインコンペの部、最優秀賞(賞金50万円)に東京の設計事務所代表田村健一郎氏(28)の『駅と屋外広告の共生』、感想文の部、一席(賞金15万円)に大阪の自由業山本由美子氏(49)の『道頓堀風景』、その他佳作等多数の受賞者を選出し、盛況裡に終了した。当協会から横山理事が審査員の一人として審査に加わり、第1回の受賞者でもある小野理事が挨拶に立った。

 
 インターネットクイズに新賞品登場  ページはこちら

 協会ホームページで人気のネオンクイズに新しい賞品が登場した。ネオンサインに使用される電極を使ったユニークなマスコット・マドラーで、関係者が何回も試作を繰り返し、このほどやっと完成した(写真)。ネオンが点灯するわけではないものの、いかにもネオンがまたたく夜の雰囲気を醸し出し、水割りの香も一層ふくよかになるとか、回答者の評判を呼びそうだ。なお、「マスコット・マドラー」は従来の「オリジナルポストカードセット」と入れ替わり、「オリジナルオレンジカード」と「30周年記念ビデオ」は、引続いて提供される。

 

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