街のニューフェイス

六つの橋に六つのテーマ  −北陸支部−
 

 富山県新湊市、人口約4万人。古くからの漁港の町です。人々の暮らしに深い関わりをもつ舟運河が、1850mにわたり富山湾に平行して流れています。その内川には漁船が両側に列をなして停船し、とても絵になる水辺を醸し出しています。その内川を一段と演出するかの様に六つの特徴ある橋がかかっています。

1. 市の発展のシンボルマーク「海と交易」をテーマとした大きな欄干が両側に。
2. 「渡るだけでなく 立ち止まり 時を過ごす憩いの橋」という、独自の機能を持つ切妻屋根で覆われた、異国を思わせる展望休憩所のある橋。(写真上)
3. 大きな4基の手を型どった彫刻が設置され、人々のふれあうコミュニティ通り。(写真左)
4. 72枚のステンドクラスが奏でる光と色のハーモニー別名「虹のかけ橋」。
5. 延長23m幅10m金属とコンクリートがマッチした「橋を渡る風をキャッチ」するモニュメントが斬新な現代感覚あふれる橋。
6. 新湊ゆかりの万葉歌人大伴家持の歌が装飾され、潮風を受けながら万葉歌人になって渡りたい大橋。

 これが我が町のちょっと変わったサイン(モニュメント)として紹介してみました。

    [報告者:(有)イトオカ電装 糸岡三喜彦]

 
 

Back

トップページへ



1998 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association