NEOS Topics

 Vol.67
 
 「ネオン管黒化現象原因調査中間報告書」を会員に配布  

 既報、全ネ協技術改革特別委員会作成の「ネオン管黒化現象原因調査中間報告書」が全ネ協全会員に送付された。
 この調査は、冬季に気温が低下するにつれて、特に縦配管のボーダー管の電極部付近が暗くなる黒化現象に協会としてはじめて科学的な調査を試みたもので、今回の中間報告で原因究明への取っ掛かりが得られたものとして、会員各社から注目されている。
 同報告書では黒化現象の防止策として、以下の3項目を上げている。

(1) 封入ガスをアルゴンガス100%にすることは避けた方がよい。極力混合ガスを使用すべきである。
(2) ネオン管の点灯メーター数は余裕を持って設定すべきである。これはネオン管(蛍光塗料を塗布したもの)の低温時の輝度低下(水銀の気化の影響)を防止する面からも効果的である。
(3) インバータ式変圧器より巻線型変圧器の方が黒化現象は発生しにくい。しかし、いづれの変圧器を採用するかについては、広告主の意向、デザイン表現の方法、コストその他の諸条件を勘案し、案件ごとに慎重な検討が必要である。

 なお、「中間報告書」の送付先はこの報告の性質上、会員限りとされている。

 
 屋外広告士試験制度改正 法令上の資格制度として継続  

 (社)全日本屋外広告業団体連合会が実施している屋外広告士資格審査・証明事業は、本年度から建設業法施行規則に基づく技術・技能審査等事業として位置づけられた。この改正により、受験資格が18歳以上、実務経験3年以上で学歴不問、また資格更新制度が廃止され、資格は無期限有効となったほか、試験科目、合否基準、登録日などに変更が加えられた。詳細は、日広連(TEL03-3626-2231)に問い合わせのこと。

 
 コンピュータウィルスにご注意 会員のパソコンに潜入、被害発生  

 8月中旬、協会本部に心当たりのない差出人から英語の”Hi! How are you?”ではじまる不可解なメッセージのEメールが舞い込んだ。本部ではすぐにこれを破棄したが、その後在京会員から、同じようなメールが着信し一部の会員に被害が出たとの情報が寄せられた。明らかにウィルスに感染されたメッセージと判断されたので、事務局では被害防止のため、直ちに協会HPにメールを公表されている総ての会員に厳重注意の緊急連絡を行なった。
 IT技術の発達とともに、ネットワークの利便性とこういった危険性は裏腹の関係にあり、常に注意が必要である。

 
 平成13年度ネオン工事資格者  認定講習日程決まる  

 財団法人電気工事技術講習センター主催の今年度特種電気工事資格者認定講習(ネオン工事部門)は、平成14年2月1日(金)、全国4地区で一斉に開催されることとなった。各地区別の開催地と受講者予定人数は次のとおり。

地 区
開催地
受講者予定数
東 北
仙台市
30 
関 東
東京都
80 
近 畿
大阪市
60 
中 国
広島市
30 
合 計
200 

 例年通り、講習センターの委託を受けて、当協会各支部が講習実務を担当する。(電気工事士免状を持って、5年以上の実務経験のある方は、この講習を修了することによって、ネオン工事資格者認定証の交付を受けることができます。会員関係者が多数受講されるよう会員の皆様のご協力をお願いします。)
 
 8月締切ネオンクイズ当選者発表  

 ネオンに限らず屋外広告は、私たちが快適な日常生活を送るために知りたい情報を、分かりやすい形で知らせてくれる重要なメディアです。この屋外広告をめぐるさまざまな問題を地球規模で話し合う会議が世界の屋外広告業者の代表を集めて、毎年1回米国で開催されています。

  そこで問題。

● 問題: 毎年1回、米国で開催されている屋外広告の世界会議の名称は何でしょうか。次の中から正しいものを選んでください。ヒント:答えはこのホームページのどこかにありますよ!!
   A:世界サインサミット
 B:世界ネオンサイン大会
 C:国際屋外広告会議
 D:屋外広告世界会議
 E:サイン国際連盟

 
●正解: A:世界サインサミット  
  正解者の中から、厳正抽選の結果、次の方々が当選され、希望の賞品を発送しました。
(応募総数14)
  <ネオン協会特製『オリジナルマドラー』>
 青森県上北郡・草野一友さん
 大阪府岸和田市・大塚和博さん
 
  <ネオン協会オリジナルオレンジカード>
 神奈川県相模原市・吉留裕子さん
 兵庫県西宮市・岡嵜正幸さん
 
  <携帯ネオンライト『ポケットネオン』>
 静岡県清水市・土屋千夏子さん
 
 
 

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