趣味あれこれ

 釣りに登山に謡、そして散歩 
北陸支部コロナネオン(株)増田 啓
趣味について一言といわれたら、私の場合は、まずは「釣り」でしょうか。ガキの頃の犀川での鮎釣りに始まり、浅野川でのウグイ釣り、河北潟での鮒釣り、その後は海に転じて、浜からのキス、黒鯛などの投釣り、舟からのキス、そしてアオリイカの流し釣り等です。
 なにしろ三方海に囲まれた石川県ですので、釣場には恵まれていますからね。
 それから登山。二十歳頃に立山(富山県)に登りその後は医王山(石川県)によく通っておりました。現在も金沢市のスポーツセンター主催の登山には参加しており、まだまだ山歩きは続けていきたいと思っております。
 そして謡、金沢の町を歩けば空から謡が降ってくると言われる程謡が盛んな土地柄で、金沢では加賀室生と言われ、職人さん達が若い頃から習っていました。
 私も二十代に会社の例会に出て、正座して脚のシビレに耐えながら一生懸命に練習したものでした。そのお陰で(?)甥の結婚式には恥ずかしながら、高砂の一節を謡いました。
 謡の謡い方にはツヨ吟とヨワ吟があり、ヨワ吟は音階をピアノにも合わせられるそうですが、ツヨ吟は合わせられないそうです。
 また節や調子も複雑で、前後の節回しによって約束事が変わってくるのです。どれだけ練習しても私の様な凡人には、難しい限りです。
 先日六月十日の夜、金沢城公園の三の丸広場において薪能が行われ、橋爪門続櫓、五十間長屋、菱櫓を背景に幻想的な幽玄の世界がかがり火の中に浮き上がる優雅な舞に大勢の人達が魅入られました。
 私も若い頃に習っていた謡を二〜三年前からまた始めたのですが、月の例会には何とか出席できるのですが、その他の様々な回には、仕事やその他の都合で出席が適わず、現在は休会にして貰っています。暇ができれば、また習いたいと思っております。
 もう一つ、これは趣味とちょっと違うような気がしますが、最近の一番の趣味と思えるのが日曜日の散歩です。
 腰には万歩計とハンディトランシーバーをつけて、所用時間を二時間程に設定して、その時によって色々な道を歩いて10km〜12kmを目標としています。
 私の住む小立野の台地は兼六園に続くところで坂道などが多く起伏に富んでいます。特に好きなコースは、小立野を流れている辰巳用水です。昔は金沢城に、今も兼六園に水を送る辰巳用水は最高のコースです。
 私は現在六十四.五歳ですがまだまだ仕事に、雑多な趣味や散歩に頑張りたいと思っております。
 因みに・・・「CQ、CQ こちらはJE9CNDです。メイン・チャンネルをお借りしました。有り難うございました。
 セブンティ・スリー(さようなら)」
失礼しました。

 

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