ネオン前線北上中

 
 うちのカンバン娘 1 
企画・デザイン
関東甲信越支部 (株)東京システック
矢田祥子さん
矢田祥子さん  企画室勤務の矢田祥子さんは入社3年、まだまだ新人?初々しい23歳。会社の表カンバンである玄関ホールのネオンアートもデザインしたそうです。
――企画室の仕事の内容を教えてください。

 サインの意匠図、鉄骨の制作プラン、全体のイメージ図などの制作です。クライアントの頭の中にあるイメージを理解して、よりよい提案をしていきます。
――実際の作業はどういう風に?
 パソコン上で行っています。学生時代からパソコンはツールの一つなので。学生時代は工業デザイン専攻でしたので、ネオンや看板はどちらも立体という共通点がありますね。
――作業の工程で一番好きなところは?
 ものづくりが好きなので、サインが出来上がって形になっていくのを見ることは自分の自信につながります。例えばデザインなら矢田にという風に得意分野をつくっていきたいですね。企画室の『新しいことにどんどんチャレンジする』という雰囲気もいいですし、コンペ参加なども勉強になります。
――目標は?
 現在の自分より10年後のなりたい自分に向かって日々努力していきたい。
――趣味はなんですか?
 月並みですが「読書」です。大体いつもバッグに入ってます。最近は藤原伊織の「ひまわりの祝祭」です。

 

 う・ち・の・会・杜 70 
北海道支部 (有)ティ・ケーサインズ
栗生和男さん

栗生和男さん  平成元年、先代の古口忠社長が独立するときに一緒にこないかと、誘われたのが栗生和男現社長。それからはまさに二人三脚。古口さんがチャンネル文字を作り、栗生さんが鉄骨、板金を作ると、絶妙のコンビネーションでした。
 平成11年、古口忠氏が37歳の若さで夭折、後の1年間を古口宏子夫人、そして平成14年、栗生さんが後を引き継いだ形で社長に就任しました。「古口さんは独立心があって、人望もあり、兄貴のような存在でした。この会社を残したい一心でやってきました。ホントに1年生です。」と、37歳の栗生さん。
 チャンネル文字、鉄骨、板金と今までの得意な業務に最近は取り付けなどの現場作業が加わりました。従業員は2名、栗生さんを加えても平均年齢は30代前半の若い会社です。『お客様に迷惑はかけるな、納期は絶対守れ、残業は厭わずに』という古口さんの志を守って、「技術を上げて受注を増やしていきます」 と、先が見えない今の状態を乗り切る心意気。フレッシュな“硬派”とお見受けしました。

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