NEOS Topics

 Vol.84
 
 6月20日各地でネオン消灯    
 地球温暖化防止対策の一環として環境省は、6月19日(土)から21日(月)まで「CO2削減・百万人の環」キャンペーンを実施した。特に6月20日(日)には夜8時〜10時の2時間を「ライトダウン・2004ブラックイルミネーション」として、全国のライトアップ施設やネオン、広告塔、各家庭の電気等を一斉に消すことを呼びかけた。
 全ネ協でも多数の会員が、この呼びかけに応じた広告主からの要請に基づき、当日夜、屋外広告看板の消灯を行ってキャンペーンに協力した。
 
 改正屋外広告物法成立、年内施行へ  
 懸案の屋外広告物法改正案が6月11日(金)の参議院本会議で可決成立し、6月18日(金)の官報で公布された。実際の施行はその6カ月後となる。
 今回法改正の趣旨はNEOS春号(VOL.82)3ページのTOPICSに記載されているとおりだが、条文の詳細は国土交通省ホームページに掲載されており、次のURLからアクセスして見ることができる。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/04/040209_3_.html
 今後この法改正の趣旨に従い、各自治体で順次条例改正手続きが進んで行くことが予想されるので、全ネ協各支部では、その動きに注目が必要である。実際の条例改正は、年明け以降になるものと予想されるが、既に東京都のように今回の法改正を見越して検討を開始している自治体もあり、そのスピードは各地域でまちまちになるものと思われる。
 いずれにせよ、違法看板の簡易除去制度が整理され、取締りが厳しくなる一方、屋外広告業に登録制度が採用されることとなるなど、良好な景観形成、風致の維持が大きく進展するものと期待される。
 
 「屋外広告の日」キャンペーンを展開  
 広く広告倫理の高揚と屋外広告業の社会性を強調する第31回「屋外広告の日」キャンペーンが(社)全日本屋外広告業団体連合会、(社)日本ディスプレイ業団体連合会、(社)全日本ネオン協会の共催、経済産業省、国土交通省、日本商工会議所、(社)全日本広告連盟の後援で、9月1日から11月15日まで、全国一円で展開される。
 この間、標語「いいサイン 街に人呼ぶ 活気呼ぶ」を掲載したポスター10,000枚を全国所属事業所、組合事務所、車両などに掲示、主意文書を上場会社、関係スポンサー、関係官庁、マスコミ、関係団体に送付するほか、各地区で広告美術コンクールの開催、懸垂幕、横断幕の掲出、講演会などさまざまな運動が実施される予定。
 

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