NEOS Topics

 Vol.97
 
 屋外広告業登録制度全国で進む - 東京は10月から完全実施  
 平成16年(2004年)12月の改正屋外広告物法施行以来、全国各自治体で関係条例の改正が着々と進んでいる。
 国土交通省が4月1日現在で纏めたところでは、条例を改正して登録制度導入を決めた自治体は、47都道府県中43、15政令市中11、36中核市中27に及んでおり、未改正の17自治体も改正の予定となっている。(屋外広告業登録制度の導入状況(平成18年4月1日現在)は、7ページ参照)
 注目の東京都では、従来の「屋外広告業届出証」で営業を続けられた猶予期間が9月30日で終了し、10月1日からは、登録を受けずに屋外広告業を営んだ場合は、営業の停止、30万円以下の罰金に処せられることとなる。
 今後は、未登録のまま営業を行う不良業者や、登録業者であっても標識の掲示や帳簿の備え付け義務を怠ったり法令違反を犯したりした者を、具体的にどのように取り締まってゆくかが重要な課題になってくると思われる。
 
 LEDシンポジウム11月に開催 - 東京で  
 LED照明推進協議会(JLEDS)主催の平成18年度シンポジウムが、11月2日(木)10時45分から東京都千代田区の砂防会館シェーンバッハ・サボーで、「LEDが明日のビジネスを拓く」をテーマに開催される。
 午前の基調講演に続き、午後はLED利用の各業界代表者によるプレゼンテーションのあと、パネルディスカッションが予定されており、サイン&ディスプレイ業界からは全ネ協板野遵三郎会長が登壇される。そのほかパネルにはマスコミ業界から日経BP社大久保聡記者、車載業界から豊田合成(株)オプトE事業部山中修主査、照明業界から松下電工(株)LED・特品・新市場開発センター下出澄夫副理事の各氏が参加の予定で有意義な討論が期待される。
 全ネ協会員には事務局から8月30日にFAXで申込案内をお送りしましたが、締め切りの9月25日に間に合わなかった方は、直接次のJLEDSホームページから同協会宛に直接お申込み下さい。
http://www.led.or.jp/information/18symposium.htm
 
 平成18年度「ネオン工事資格者認定講習」発表  
 電気工事士法では、ネオン工事を行う者は「ネオン工事資格者」の取得が義務付けられている。この資格取得のための認定講習が、本年度も財団法人電気工事技術講習センターの主催で開催されることとなり、詳細が同センター(TEL 03-3435-0897)から発表された。
 開催日は平成19年2月2日(金)、会場は東京都中小企業会館、大阪リバーサイドホテルの2カ所、いずれも午前10時から午後5時まで。受講料は15,000円、申込みは10月2日(月)から10月20日(金)まで同センターに郵送(20日の消印有効)となっている。受講者予定人数は東京70人(昨年度申込実績26人)、大阪30人(同11人)で、協会関係者を始め多数の受講が期待される。
 
 全日本ネオン工事資格者会が会員増強を呼びかけ 
 全日本ネオン工事資格者会は、「ネオン工事における技術の向上と、安全対策、災害防止を図ることを目的」(同会会則より)とし、全国のネオン工事資格者を会員として組織されており、会員には年2回発行の会報送付のほか、年間を通して様々な業界情報が送られ、会員相互の連絡と情報交換に役立っている。
 ところが会員数が1993年のピーク時1,661名の会員数が減少を続け、最近では500名を割り込む状況になってきている。全日本ネオン工事資格者会では、全国で9,600人を超すと思われるネオン工事資格者が、一人でも多くこの会に加入していただくよう全ネ協各社に協力を呼びかけている。
 全ネ協会員、各社には自社の工事資格者社員に関して啓蒙的見地から会員になることを薦め、特段の便宜を図っていただきたいものだ。
 年会費は3,000円で、お申込み、お問合せは全ネ協事務局宛(電話03-3437-1526)にお願いします。
 
 ISAサインエキスポ2006視察報告書完成 
 4月2日から9日まで、全ネ協が実施した「ISAサインエキスポ2006視察団」の報告書が参加者の協力によりこのほど完成し、参加各社宛発送された。
 会場を初め米国アトランタやオーランドのサイン事情がカラフルな写真を交えた48ページにわたる報告書で有益な記録となっている。なお、内容は本誌各号で順次紹介されている。
 
 「世界サイン紀行」ウェブに登場 
 第本誌裏表紙を毎号ユニークな写真と軽妙な文章で飾っている「世界のサインひろい歩き」が、ウェブに登場している。
 筆者の(株)東京システック小野博之会長が、これまでに出版した「世界サイン紀行」1巻から4巻に引き続く第5巻を趣向を変えてウェブでデビューさせたもので、同氏が世界各地をこまめに歴訪して収集した題材が満載され、業界関係者のみならず、広く一般読者にも興味溢れるページ構成となっている。NEOSに未発表の作品も多く掲載されており、是非一度アクセスされることをお薦めします。
http://www.sekai-no-sign.com/
 

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