業界ネットレビュー

 
〜 「可視光通信コンソーシアム」サインが通信の発信源に?
http://www.vlcc.net/working/signwg.html    
 可視光通信とは何でしょう。私たちの目に見える一般的な光を使って通信するという最新の技術です。
 この産学合同の研究組織は2003年に発足し、日本発の高速、安全でユビキタスな通信システムの開発普及を目指しています。
 携帯電話やLANなどに用いる電波による通信には、電磁波の問題、利用可能な周波数帯域の問題などがあります。
 一方、可視光は人体に安全で、赤外線などよりも強力な通信が可能です。また、街じゅう至る所にある照明を通信のインフラとして使用できるのです。
 この組織の研究の中に、「サイン光通信標準化」というものがあります。
 「公共的メッセージ」として既に浸透している「ピクトサイン」を発信源として通信インフラ化しようという研究です。LEDなどの照明入りサインに通信機能を付加するのですが、目に見えない高速点滅によって通信が為されるので、サインの機能や見た目に変わりはありません。
 サインが視覚での情報発信だけでなく、様々な大量の情報を発信する未来が見えています。


Back

トップページへ戻る



2007 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association