ネオン前線北上中

 Vol.69
 腕自慢・ワザ自慢 69 
ネオン工事
中部支部 (有)フジデンキ
山守富士雄さん
山守富士雄さん 「自慢といわれても特にないなぁ〜」と山守富士雄さん。
――得意がないということは、オールマイティでは?

 「いえいえ、独立して18年、その前を入れると23年ですので、年季だけですよ。もともとネオンがやりたくて叔父の所で修業しました」
――去年の大仕事はクリスマスシーズンのJRのイルミネーションだったそうですね。
 「うちは初めての仕事でした。ほかのイルミネーションもあって忙しかったですね」
――最近は住宅地でも見かけますね。
 「うちの自宅にも5mのモミの木があって、毎年その木を中心にイルミネーションの飾り付けをしますよ。近所の人も見にきます」
――仕事場でのモットーは?
 「納期厳守とメンテナンス不要です。どこでもも同じだと思いますが。今は息子の誠一が高いところなど身軽に登ってくれるので、助かりますね。ネオン工事などは裏側はもう任せておける。チェックは表だけ。まだまだですがね」
――頼もしいですね。
 「若いので仕上げるまで時間がかかりますが、新しい技術や機械に対応は早い」
――あと必要なのはお父さんと同じ“年季”だけですね。

 

 う・ち・の・会・杜 69 
東北支部 (有)コバヤシ
小林聖一さん

小林聖一さん  昭和35年初代の小林虎雄氏が小林看板店を創業。当時勤めていた看板製作会社に勤務しながらの独立でした。
 昭和55年に現社長の小林聖一氏が入社し、二人三脚で業務に邁進。順調に仕事も増え、平成元年、現在の(有)コバヤシに社名を変え、組織変更しました。
 「20年前に会津で一番早くコンピューター、カッティングマシンを導入しました。当時社長だったオヤジは反対でしたが、これからはデジタルの時代だと押し切りました。お陰様でゼネコン関係の仕事が増え、大きな仕事の受注が多くなってきました」と現社長の小林聖一さん。
 ネオンサインや大型サインへの対応も必要に迫られ、徐々に技術を習得。「ネオン屋は生涯勉強です」
 社のモットーは「絶対に断らない!」断ればそこで途切れてしまう。どんな小さな仕事もやる。やったことのない仕事もやる。確固たる決意で望むと、道は開かれる。困ったときは知恵と同業者のグループが大きな支えになります。
 「やったことの無いことでも、一度やると幅が広がります。造ることは楽しみでもありますから」と、ポジティブシンキングが会社のカラーです。

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